国内初のトリプタンである「イミグラン」ですが、内服・点鼻・注射の3種類のラインナップがあり、内服30分、点鼻15分、自己注射薬は5〜10分で効果が出るとされ、その順で副作用も強く表れるといわれています。
「マクサルト」は通常の錠剤のほかに水なしで服用できる「RPD錠」というものもあります。簡便に摂取できるため、発作に備えて持ち歩く際に有用です。
「ゾーミック」も「マクサルト」と同じく口腔内で溶ける錠剤があり、吸収も早く、効果時間も十分に長いのが特徴です。ただ、効きやすいぶん、眠気やめまい、全身倦怠感といった副作用が出ることもあります。
「レルパックス」は、「イミグラン錠50」の2錠に匹敵するほど効果が強く、発作時間が長い片頭痛の再発防止が期待できるとされています。
「アマージ」は即効性には乏しいものの、効果の持続が10時間以上とほかに比べて長く、ぶり返すタイプの片頭痛には有効といわれています。
トリプタンの主な副作用として、めまい、ふらつき、脱力、胸の苦しさが挙げられます。特に胸の苦しさについては「トリプタン感覚」と呼ばれ、のどから胸にかけての上半身の圧迫感といった症状が出ます。そのため、狭心症や脳梗塞の持病がある人は、使用を控えるように言われれいます。
「速効性」でいえば「レルパックス錠20mg」、「マクサルト錠10mg」、「イミグラン錠50」の順番。「効果持続性」でいえば、速効性には劣るものの他の2倍は長い「アマージ錠2.5mg」を筆頭に、「レルパックス錠20mg」「ゾーミック錠2.5mg」と順位付けができるといわれています。
実際に頭痛が始まっていない状態でトリプタンを服用したところで、確実な効果は期待できません。それどころか、トリプタンの脳内への効果が減弱してしまいます。「片頭痛が起こった」とわかってから、20〜30分以内の早いタイミングで服用することをおすすめしています。
もし、最適なタイミングでの服用を逸してしまった場合に効果的なのが、吐き気止めの「ナウゼリン(授乳婦ならプリンペラン)」を併用することで、トリプタンの成分を脳内へと運ぶスピードが一気に速くなるといわれています。
