片頭痛、緊張型頭痛とあわせて三大頭痛の一つとされるのが群発頭痛です。日本に20万人〜50万人いると推測されますが、有病率は約0.07〜0.09%で他の片頭痛、緊張型頭痛と比べると少ないです。
20〜30代の男性に多く見られるのも特徴の一つです。
群発頭痛の特徴は群発、つまり一年のうち一定の期間中や、連日一定の時間に表れる激しい痛みが、15分〜3時間ほど続くことです。また、飲酒したり、血管拡張物質などにより簡単に誘発されます。
群発頭痛持ちの人は、その激しい痛みで就寝中でも目が覚めてしまうことが多く見られます。
群発頭痛が発生するメカニズムはまだ解明されていない部分がが多く、その原因もホルモン説(男性ホルモン上昇)、体内時計の調節障害説、ウイルス感染説、ストレス説、遺伝子説とさまざま。ただ、その痛みのメカニズムについては頸動脈管説が有力視されているといわれています。目の奥にある内頸動脈に何らかの刺激が影響することで炎症が起き、内頸動脈が拡張することで、血管周囲に絡みつくように存在する交感神経と内頸動脈自体が、その通り道である頭蓋骨のトンネル状の壁(頸動脈管)に強く押しつけられます。このとき生じる痛みが、群発頭痛だという説です。
群発頭痛は必ず片側の、同じ側にしか起こらないことも特徴的な点といわれています。
群発期にアルコールを一滴でも摂取することは絶対にNGです。たとえ少量でも頭痛を誘発する要因となるといわれています。
